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副市長から市民のみなさまへ

最終更新日:2024年9月6日

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副市長 今西 正男(いまにし まさお)

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【事務分担】

行財政局、経済観光局、環境局、建設局、都市局、港湾局、交通局、人事委員会事務局、農業委員会事務局、市会事務局が所管する事務を担当

※市長室、企画調整局、区役所に関する事務は、小原副市長と共同して担当

未来を見て、より良い神戸とは何かを考える

副市長としてのミッションは、二つあると思っています。一つ目は、目線を上げて、未来を創ること。都市計画や公園、港湾、空港といったハード面と、福祉や教育、地域活動、観光、市民サービスといったソフト面の両方で、より良い神戸とは何かを考え実行することです。もちろん、市長と方向性を共有することが欠かせません。

行財政局の係長1年目のときに遭遇した阪神・淡路大震災。神戸市は、大変な財政的な苦労を背負いました。ハード面の復旧復興をしてからも、借金返済という足かせは重く、他都市がまちづくりに投資する中、神戸だけが取り残されているという時期が長く続き、もどかしかったですね。震災から20年でようやく財政再建を果たし、都市の再整備に力を入れられるようになりました。

三宮再整備や国際化する神戸空港を、さらなる飛躍のきっかけとしたい。震災以降、滞っていたことを動かし、神戸を輝かせたいと思っています。

職員の存在が、仕事の原動力

二つ目のミッションは、市政を支える職員の環境整備です。働きやすさと働きがいを両立できるように、使い勝手の良いシステムを整え、研修や評価制度も含めてモチベーションを高め、意欲ある人が集まるような仕組みを整えていきます。

生産性を上げながら、勤務時間を短く、かつ満足度を上げるという非常にチャレンジングな改革が求められています。市役所の業務は、公平性や継続性を担保するために、慎重を期して、重層チェックするような組織になっています。それを、フラットで簡素な組織に変えていかないといけません。例えば、今まで3人でチェック・決裁していたことを、1人でできるようになれば、効率は3倍になります。係長や担当職員の一人ひとりの判断を、高度化・簡素化していく必要があります。

私自身、職員との対話や議論が、日々の仕事のモチベーションになっています。職員がいるから頑張れる、と思っています。私の部屋で、さまざまな議題を議論しますが、できるだけ自由に話してもらいたいと思っています。みんなで知恵を出し合い、一つの形になる一体感や達成感を、味わってほしいですね。

訪れてみたい、住み続けたい、働き続けたいまち

神戸を「訪れてみたい、住み続けたい、働き続けたいまち」にしたいと思っています。観光で来た人と、住んでいる人と、働いている人が満足するポイントは、それぞれ違います。いろいろな人の満足度の高い神戸を目指したいと考えています。

そのためには、歴史を知ることも大切です。寒村だった神戸は、1868(慶応6)年に兵庫港が開港し、新しい産業が次々と興り、発展してきました。全国的に見れば、まだまだ歴史の浅いまちだからこそ、これからも新しいチャレンジを続けていかなければなりません。震災で滞ったまちを輝かせるため、迷ったら「ワンステップ・アヘッド(一歩前へ)」を胸に刻み、取り組んでいきたいと思っています。

ウォーキングで健康維持とまちの魅力を発見

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副市長に就任する前、退職を機に本格的に取り組もうと思っていたゴルフは、生涯のスポーツだと思っています。また、ピアノなどの楽器も弾きたいなとずっと思っています。

普段の休日は、銭湯に行くなどのんびり過ごすことが多いです。健康のためにも、1日10kmはウォーキングしています。歩いていると、思わず入ってみたくなるような魅力的なお店が山ほどあるんです。まちの良さを改めて発見し、神戸って良いまちだなと感じますね。

お問い合わせ先

行財政局人事課