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毒キノコによる食中毒に注意しましょう

最終更新日:2024年8月23日

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キノコ狩りがシーズンを迎える秋季を中心に、全国的に有毒な野生キノコによる食中毒が発生しています。
キノコはおいしく食べられる種類がある一方で、食中毒を起こすような毒を含む種類もあり、中には死に至る猛毒を含む種類があることも知られています。
有毒な野生キノコの食中毒は、野外で採ったキノコを家庭で調理して発生する事例が大半です。

有毒な野生キノコによる食中毒が全国的に発生しています

例年、夏の終わりから秋にかけて、有毒な野生キノコを食用キノコと誤認して採取、喫食したことによる食中毒が多く発生します。食用のキノコと確実に判断できない場合は、絶対に採らない・絶対に食べない・絶対にあげない・絶対に売らない・絶対にもらわないのポイントを守って食中毒を防止しましょう。

万一、キノコを食べて体調が悪くなった場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

厚生労働省のホームページでは、毒キノコに関する情報、リーフレット等も掲載しています。
また、厚生労働省のTwitterでは、秋季が終了するまでの間は、毎週、毒キノコの情報提供が行われています。

 毒キノコによる食中毒を防止するためのポイント

  • 食用のキノコと確実に判断できない場合は、絶対に採らない
カエンタケには触らないでください!(厚生労働省)
カエンタケは食中毒だけでなく、触れるだけで皮膚の炎症をひき起こす場合があります。
2000年に死亡例があります。
 
  • 食用のキノコと確実に判断できない場合は、絶対に食べない
  • 食用のキノコと確実に判断できない場合は、絶対に人にあげない・売らない・もらわない

食用のキノコと毒キノコにはよく似た種類があります

素人が種類を見分けることは困難です

食用のキノコと間違えて毒キノコを食べ、食中毒が発生し、死者が発生する事例も起こっています。
キノコの種類の鑑定は専門家に見てもらうようにし、少しでも迷ったら食べないようにしましょう。

キノコの毒

加熱調理で、キノコの毒が分解することはありません。
食べないこと以外に毒キノコによる食中毒を防止する方法はありません。

キノコの鑑定に関する俗説を信じないようにしましょう

食べられるキノコと食べられないキノコ(有毒なキノコ)とを簡単に見分ける方法はありません。
「軸が縦に裂けるものは食べられる」、「虫が食べていれば人間も食べられる」などの俗説は迷信ですので信じないようにしましょう。

お問い合わせ先

健康局食品衛生課