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鶏肉の生食は食中毒の原因!

最終更新日:2024年8月23日

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鶏肉の生食はカンピロバクターによる食中毒の危険性があります。カンピロバクターが付着した鶏肉をタタキや刺身にして食べると、1~7日後に下痢・腹痛・発熱等の症状が現れます。

対策

外食時

  • 鶏肉のタタキや刺身など、生や半生の状態で食べることを控えましょう!

家庭での調理

  • 中心部の色が変わるまで加熱しましょう!(中心部を75℃で1分間以上)
  • 他の食品と調理器具や容器を分けて、処理・保管しましょう!
  • 鶏肉を触った手は十分に洗いましょう!
  • 触れた調理器具等は使用後に消毒・殺菌をしましょう!

よくある質問

Q1.カンピロバクターについて詳しく教えて

A1.牛や豚、鶏の腸管内に生息し、処理過程で食肉(特に鶏肉)を汚染します。

流通している鶏肉の約66%~100%でカンピロバクターに汚染されているというデータがあります(厚生労働科学研究食品安全確保研究事業「食品製造の高度衛生管理に関する研究」平成14~16年度報告)。

Q2.新鮮だから大丈夫じゃないの?

A2.カンピロバクターは、鶏の腸管内に存在しており、新鮮な食肉であっても、汚染されていることがあります。また、少しの菌でも発症します。

Q3.どのような症状がでるの?

A3.激しい腹痛・下痢・高熱等のあとに、まれに歩行困難や、顔面麻痺等が長期間続くギラン・バレー症候群を発症することがあります。

Q4.カンピロバクター食中毒になったら?

A4.医療機関を受診し、鶏の生肉を食べていた場合はその旨を医師に申し出てください。

Q5.カンピロバクター食中毒を防ぐためには?

A5.具体的には生又は加熱不十分な鶏肉料理を避けることが有効です。また、食肉を十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)することも重要です。

肉類の生食はやめましょう!(動画)

神戸市では食肉による食中毒を防ぐため、啓発動画を作成しています。

神戸市Youtubeチャンネルに公開していますので、ぜひ一度ご覧ください。

鶏肉の生食による食中毒予防・啓発ツール

お問い合わせ先

健康局食品衛生課