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BE KOBE神戸の近現代史

ポートアイランド・六甲アイランド

神戸市は、その地形上の制約から多くの埋め立て事業を行い、「山、海へ行く」という開発手法により、神戸港の整備と都市開発という観点から大規模な埋め立て事業を行ってきた。

ポートアイランドと六甲アイランドは、神戸港の貨物量増大・輸送技術の革新に対応した港湾機能及び国際的な情報・文化の交流拠点を持つ、市民生活と港が一体となった「海上文化都市」として整備された。

ポートアイランドの建設は、第1期(昭和41年~56年(1966~1981))と第2期(昭和61年~平成21年(1986~2009))の計画であった。第1期は近代的な港湾施設の建設と、神戸の都市機能を充実させることを目的に、面積443ヘクタールの埋立地が建設された。また、ポートアイランド完成を記念して開催されたポートピア‘81は、神戸経済のイメージアップにつながったのみでなく、地方博としては破天荒の1600万人の入場者となり、神戸市の都市経営の名声を全国に広めることになった。第2期は第1期と一体となった都市空間形成を図ることを目的として第1期の南部に面積390ヘクタールの埋立地が建設され、阪神・淡路大震災を経て、震災復興を先導する拠点として「医療産業都市構想」が推進されることとなった。

六甲アイランドは、ポートアイランドに次ぐ第2の海上文化都市を目指し、昭和47年~平成4年(1972~1992)に面積595ヘクタールの埋立地が建設された。周辺部には船舶の大型化等に対応した港湾施設や産業用地を、中央部には高度情報化・国際化に対応した住宅・商業・レクレーション機能等を一体として備えた魅力ある多種機能型複合都市や、リバーモール等の潤いある都市空間が整備された。

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