高齢者肺炎球菌の予防接種

最終更新日:2024年10月31日

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お知らせ

対象者には65歳の誕生月の前月末に接種券ハガキを発送していますが、以下の方への送付ができていませんでした。該当の対象者の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。なお、接種券ハガキについては、2024年5月末に送付しています。
  • 1959年4月2日生まれの方(かつ、2023年6月9日に神戸市に住民登録のあった方)
  • 1959年5月1日生まれの方

対象者

接種日時点で神戸市民で、初めて23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種する方で、以下のいずれかに該当する方

  • 65歳の方
  • 60歳から64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害のある方(いずれも身体障害者手帳1級所持または同程度以上の方)※障害により身の回りの生活を極度に制限される方や、日常生活がほとんど不可能な方が対象となります。

接種期間

65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで

接種回数

1回
※5年以内に23価肺炎球菌ワクチンの再接種を行うと、注射部位の痛みなどが強く出る恐れがあります。
※2回目以降の接種を希望される場合、その必要性を医師と相談の上、1回目の接種から5年以上の間隔をあけて接種してください。
※2回目以降の接種は任意接種となり、費用補助の対象外です。

接種料金

4,000円
ただし、以下のいずれかに該当する方は無料
  1. 生活保護世帯
  2. 市民税非課税世帯
  3. 神戸市発行の「公害医療手帳」をお持ちの方
  4. 中国残留邦人等支援給付制度受給者
※無料となる対象の方は、「無料対象となる場合の証明書類」を医療機関の窓口で提示してください。
※「無料対象となる場合の証明書類」を紛失した方は、証明書類の発行を申し込んでください。

接種を受けられる医療機関


※接種可能な日時は医療機関で異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
※神戸市外で接種する場合は、接種前に別途手続きが必要です。手続き方法は、「神戸市外で接種を受ける場合の手続き」をご確認ください。なお、事前の手続きを行わずに神戸市外で接種した場合は、接種料金の補助はありませんので、あらかじめご了承ください。

神戸市内での接種方法

  1. 神戸市と契約している医療機関で予約をしてください。
  2. 予診票は医療機関にあります。接種前に「高齢者肺炎球菌定期予防接種を受ける前にお読みください(PDF:2,226KB)」をご確認のうえ、予診票を記入し、予防接種を受けてください。
  3. 自己負担額4,000円を窓口でお支払いください。(無料となる対象の方は、窓口での自己負担はありません)

持ち物

  • (2023年度の対象者)紺色の接種券ハガキ
  • (2024年度の対象者)オレンジ色の接種券ハガキ(65歳の誕生日の前月末に送付します)
  • 氏名・住所・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)
  • (無料となる対象の方のみ)無料となる場合の証明書類
※転入・紛失等により接種券ハガキの発行が必要な方は、事前に、発行・再発行の手続きをしてください。

接種券ハガキの発行・再発行

転入・紛失・60歳から64歳で障害の要件に該当する方で接種券ハガキの発行が必要な方は、以下のいずれかの方法で申請してください。
2024年度に65歳になる方は、65歳の誕生月(転入の方は転入の翌々月)以降に申請できます。

区役所・支所窓口の場合(即日発行)

住民登録のある区の区役所・支所の保健福祉課に行き、交付を受けてください。
過去の予防接種履歴を確認し、交付します。

持ち物

  • 氏名・住所・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)
  • (60~64歳で障害の要件に該当する方のみ)身体障害者手帳※申請中等で所持されていない場合は、保健課へご相談ください(078-322-6788)

e-KOBEの場合

【申請フォーム】から申請してください。マイナンバーカードは不要。e-KOBEに登録が必要です
※申請完了後、2週間程度で郵送します。

郵送の場合

接種券ハガキ交付申込書(WORD:47KB)を漏れなく記入し、神戸市保健所保健課に郵送してください。
※申込書がダウンロードできない場合は、氏名・生年月日・住所・連絡先・接種歴を記入し、送付してください(様式は問いません)。
※代理申込の場合は上記内容に加え、代理人の氏名・代理人の連絡先・本人との続柄も記入してください。
※申請完了後、2週間程度で郵送します。

〒650-8570
神戸市中央区加納町6-5-1
神戸市保健所保健課「高齢者肺炎球菌接種券ハガキ担当」行

接種歴の問い合わせ

過去に受けた予防接種歴がわからない方は、下記のいずれかの方法で問い合わせしてください。受理後、2週間程度で郵送します。

問い合わせできる内容

23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)の接種年月日
※接種券ハガキを利用していない予防接種歴は、本市では把握していませんので、接種した医療機関へ直接お問い合わせください。

問い合わせ方法

e-KOBEの場合

【申請フォーム】から申請してください。マイナンバーカードは不要。e-KOBEに登録が必要です

郵送の場合

接種履歴照会申請書(PDF:154KB)を漏れなく記入し、神戸市保健所保健課に郵送してください。
※申請書をダウンロードできない場合は、氏名・生年月日・住所・連絡先等を記入し送付してください(様式は問いません)。

〒650-8570
神戸市中央区加納町6-5-1
神戸市保健所保健課「予防接種担当」行

神戸市外で接種を受ける場合の手続き

【注意事項】

  • 必ず接種を受ける前に申請してください。事後申請の受付はできません。
  • 書類の発行には、申請書の受付後、2週間程かかります。郵送の時間もご考慮いただき、余裕をもって申請してください。
  • 実施依頼書等の発行期限は、発行から6か月ですので、申請できる予防接種は、今後5か月以内に接種する予定のものとなります。5か月以上先の予防接種は後日申請してください。

接種前の手続き

  1. 接種を希望する医療機関に、「実施依頼書」などがあれば接種できるかを問い合わせください。なお、明石市内の一部の医療機関では、接種券ハガキを使用できますので、この手続きは不要です。(手続きが必要かどうかは医療機関に直接確認してください)
  2. 兵庫県外の医療機関で接種を希望する場合、医療機関のある市区町村の予防接種担当部署へ、依頼書の提出先を確認してください。
  3. 以下のいずれかの方法で「実施依頼書」などの発行申請をしてください。申請期間は、65歳の誕生日の前月1日から66歳の誕生日の2週間前(必着)です。

e-KOBEの場合

【申請フォーム】から申請してください。マイナンバーカードは不要。e-KOBEに登録が必要です。​​​

郵送の場合

交付申請書(1名のみの申請用(PDF:361KB)複数名の申請用(EXCEL:55KB))を漏れなく記入し、神戸市保健所保健課に郵送してください。
※記入にあたっては、交付申請書のご案内(PDF:450KB)記入例(PDF:396KB)をご確認ください。
※申請書をダウンロードできない場合は、氏名・生年月日・住所・連絡先等を記入し送付してください(様式は問いません)。
※申請書は各区役所・支所保健福祉課高齢者予防接種担当窓口にもあります。


〒650-8570
神戸市中央区加納町6-5-1
神戸市保健所保健課「予防接種担当」行

接種時・接種後の手続き

届いた書類が「予防接種実施依頼書」の場合

  1. 医療機関等に、接種の際に持参するものと「予防接種実施依頼書」を提出し、接種してください。
  2. 医療機関が定める金額を窓口でお支払いください。
  3. 窓口で支払った金額について、神戸市が定める金額を上限として、払い戻し手続き(還付請求)をしてください。この場合、上限を超えた差額分は自己負担となりますのでご了承ください。なお、手続きの期限は、接種から1か月以内(2025年3月接種分の請求期限は2025年4月10日まで)です。
還付請求に必要な書類
  • 高齢者定期予防接種料金還付請求書(「予防接種実施依頼書」とともにお送りします)
  • 医療機関発行の領収書(原本)
  • 予防接種済証のコピー
  • 高齢者肺炎球菌定期予防接種のお知らせ(接種券ハガキ)4面
  • 振込先口座名義・口座番号記載ページの写し
  • 切手を貼付した返信用封筒(接種料助成決定通知送付用)
  • (無料対象となる方のみ)無料対象となる場合の証明書類(コピー)

届いた書類が「予防接種に関する連絡書」の場合

  1. 医療機関等に、接種の際に持参するものと「予防接種に関する連絡書」を提出し、接種してください。
  2. 自己負担額4,000円を窓口でお支払いください。(無料となる対象の方は、窓口での自己負担はありません)

長期療養により接種を受けることができなかった方

長期にわたる療養を必要とする病気にかかっていたことなど、特別の事情があって、定期予防接種の対象期間内に肺炎球菌予防接種を受けることができなかった方は、特段の事情がなくなってから1年の間は定期予防接種として接種を受けることが出来る場合があります。詳しくはお問い合わせください。

※新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、定期接種の対象期間に予防接種を受けることができなかった方については下記をご確認ください。この制度は国の方針に基づいて行っています。
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、定期予防接種を受けることができなかった方

その他

肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

ワクチンの効果

肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。この23種類の血清型は成人の侵襲性肺炎球菌感染症(※)の原因の約4-5割を占めるという研究結果があります。「23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」はこの23種類の血清型の侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。
※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

ワクチンの副反応

肺炎球菌ワクチンの接種後にみられる主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。また、他の病気が偶然重なって現れることもあります。
重大な副反応として、まれにアナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難等)、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が現れることもあります。
接種をご希望される方は、かかりつけの医療機関・医師とよくご相談をしたうえで接種を受けてください。
また、接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐ医師にご相談ください。

2023年度まで実施していた経過措置は終了しました

高齢者肺炎球菌予防接種は、65歳の方を対象に2014年10月1日より定期接種化されましたが、2014年10月時点で66歳以上だった方の接種機会を確保するため、経過措置として2014年度から2023年度の間、各年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳を迎える方を対象(2014年度、2019年度は100歳以上の方も対象)に実施していました。
2023年度をもって経過措置が終了し、2024年度からは65歳の方のみが対象となります。
2023年度の対象で紺色の接種券ハガキをお持ちの65歳の方も、2024年4月からは65歳の方が対象となることから66歳の誕生日の前日までは対象です。

よくある質問と回答

高齢者肺炎球菌の予防接種はどこで受けられますか?

接種方法は、以下の2種類があります。

1.医療機関で接種する

ご自身のかかりつけ医で接種が可能かどうかをご確認ください。
かかりつけ医で接種を実施していない場合は、接種を受けられる医療機関で受けられます。

2.入所施設で接種する

ご自身が入所している施設で接種ができる場合があります。入所施設にお問い合わせください。

肺炎球菌のワクチンは5年ごとに接種について費用の一部補助が受けられるのですか?

このワクチンは65歳の方が対象の制度ですので、5年ごとに案内することはありません。
費用補助を受けられる方は23価肺炎球菌ワクチンを初めて接種される方です。(1回目の接種のみ)
公費・自費に関わらず、過去に接種された方は費用補助の対象となりません。

なお、13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)(2014年6月20日より65歳以上の人への接種が可能となったワクチン)という商品名のワクチンのみ接種したことがある方は定期接種の対象となり、費用補助を受けることができます。

65歳になりますが、5年後の70歳に接種を受けたいので、また案内してもらえますか?

70歳以上の方の接種の案内はありません。

1回接種すれば、再接種の必要はありませんか?

肺炎球菌ワクチンの効果について明確な持続期間は確立されていませんが、専門家による見解において、初回接種から5年以上経過した場合は再接種の対象とされています。ワクチンの接種回数については、特に規定はありませんので、再接種により得られる利益と、注射部位の副反応のリスクについて接種医に相談のうえ、接種をするかどうかご判断ください。2回目以降の接種は全額自己負担となります。

過去に接種した場合は、助成を受けることができないのはなぜですか?

23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)は、5年以内に再接種した場合、注射部位の痛みや腫れなどが強く出ることが懸念されるため、多くの方が接種する定期予防接種として、安全性が十分に確認されている「初めて接種される方」が対象となりました。

ただし、過去に接種されたワクチンが「13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)」である場合は、「23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」の費用補助を受けることができます。

高齢者肺炎球菌の予防接種に費用はかかりますか?

定期接種の対象者は自己負担4,000円で接種できます。

ただし、上記のうち生活保護世帯・市民税非課税世帯に属する方、神戸市の公害被認定者、中国残留邦人等支援給付制度受給者は無料で接種できます。詳しくは、接種料金をご確認ください。

2023年度からどのように制度が変わったのですか?

これまで、費用補助を受けて接種ができる期間は70・75・80・85・90・95・100歳の誕生日を迎える年度でしたが、2024年4月より70歳以上の方の経過措置が終了し、「65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで」へ変更になりました。
2023年度対象の紺色の接種券ハガキをお持ちの65歳の方も66歳の誕生日の前日まで接種期間が延長されます。

高齢者です。高齢者肺炎球菌の予防接種を無料で受けることはできますか?

無料で接種ができる方は以下①~④のすべてに該当する方です。
①接種日時点で神戸市に住民登録がある
②23価肺炎球菌予防接種(ニューモバックスNP)を初めて接種する
③接種日時点で65歳、または満60~64歳の心臓・腎臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害による身体障害者手帳1級または同程度以上の障害を有する方
④市民税非課税世帯または生活保護受給世帯または神戸市の公害被認定者または中国残留邦人等支援給付対象者

無料対象の方は「高齢者肺炎球菌の予防接種を無料で受けるには何が必要ですか?」を参照してください。

高齢者肺炎球菌の予防接種を無料で受けるには何が必要ですか?

接種券ハガキが届いた方で、無料で接種できる方は生活保護世帯・市民税非課税世帯に属する方、神戸市の公害被認定者、中国残留邦人等支援給付制度受給者の方です。
接種券ハガキ、氏名・生年月日・住所のわかる本人確認書類、無料対象の証明となる書類を接種を希望する医療機関へお持ちください。
無料対象となる場合の証明書類
無料対象の証明となる書類をお持ちでない場合は、事前に「無料対象確認証」の交付を申請してください。お申し込みから無料対象確認証がお手元に届くまで2週間ほどかかります。あらかじめご了承ください。
無料対象確認証の申請(証明書類を紛失した場合)

さらに詳しくは、以下のFAQからご確認ください。

接種券ハガキを紛失しました。再交付できますか?

再発行可能ですので、下記①~④の方法で接種券ハガキの再交付を申請してください。
①は即日交付、②~④は申請受付後、2週間程度(土日祝日、年末年始を除く)で申込者の住民登録住所へ郵送します。
①来所で申し込む
②電話で申し込む
③電子で申し込む
④郵送で申し込む
詳しくは接種券ハガキの発行・再発行をご確認ください。

耳や言葉の不自由な方の相談はFAXまたは下記お問い合わせフォームからお願いします。
(FAXやお問い合わせフォームでの申請は受付けておりません)
総合コールセンター
FAX:078-333-3314

お問い合わせ先

健康局保健所保健課