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「灘の酒大学」の修了にあたって(令和5年2月20日)

最終更新日:2023年2月20日

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第23期・灘の酒大学を2月4日、11日と2週にわたって開催し、約60名の方が参加されました。カリキュラムの修了に際して、受講者の皆さまにご挨拶をさせていただきました。

東灘区、灘区、西宮市の南部には灘五郷(灘区の西郷、東灘区の御影郷・魚崎郷、西宮市の西宮郷・今津郷)の酒蔵が26か所点在しています。全国の4分の1近くを醸造し「日本一の酒どころ」と言われています。この灘の酒大学は、灘五郷酒造組合の皆さんと東灘・灘区役所が地場産業というだけでなく伝統文化でもあることから、より多くの人に関心を持ってもらいたいという趣旨等で行っています。コロナ禍で昨年、一昨年と開催できず3年ぶりの開催となりましたが、受講料(3,000円)が必要な有料講座にもかかわらず、定員の約5倍申し込みがあり非常に有難く思っています。

今回のカリキュラムでは、酒蔵の文化・歴史、酒のつくり方、科学や健康面から見た酒といった内容について、合計4講座にわたって各酒造会社で働かれている方が講師となり、わかりやすく説明していただきました。

講義① 講義②


これに加えて、講座の後に各日1回ずつ利き酒を行っていただきました。6種類の酒(11日は4種類の酒と2種類のみりん)の解説を聴いていただいたあと実物を試飲していただき当てるというものです。なかなかすべてを当てるのは難しいですが、受講生の方々が真剣な表情で利き酒を取り組まれていました。参加記念のお酒と漬け物の土産物を手に、修了生の皆さまは満足そうな表情で帰られているように見受けられました。

修了にあたってのご挨拶でも申し上げましたが、少しでも日本酒に関心を持ってもらいたいという灘五郷酒造組合の皆さんの熱意が感じられるカリキュラムだったと思います。

区長挨拶 灘の酒資料


灘五郷酒造組合の皆さんの関係イベントは、このほかにも開催されていますのでHP等で調べてみてください。イベント等に参加された後、ご家族、ご友人との間で地元の日本酒について話題にしていただければ幸いです。

なお、灘区内では3月11日(土曜日)に西郷エリアで「菜の花まつり」が開催されます。地元の地域主体のイベントで「酒蔵のまち」らしい内容になっています。詳しくは灘区のHPでも紹介いたしますので、ご家族・お友達と一緒に是非ご来場ください。

お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課