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最終更新日:2023年9月14日
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人と犬が共に仲良く暮らすには、飼い主が責任を持ち、しっかりとしたしつけと、ご近所からの理解を得られるような気配りが大切です。
犬が快適な環境で暮らし、一生を幸せに過ごせるように、毎日愛情をこめて世話をし、犬にとって一番の飼い主になってください。
散歩のときはふんの持ち帰りに使うビニール袋と尿を流すための水を入れたペットボトルなどの用意が必要です。
散歩中にふんをさせたときは必ず家に持ち帰って処理しましょう。
また、尿をさせる場所は他人のドアや塀などをさけるように心配りをし、させたときは水で洗い流すなどしましょう。
ふん・尿をできるだけ自宅で済ませるようにしつけをすると、雨の日など散歩ができない日でもトイレをさせることができます。
※ふんを公共の場所に放置することは禁止されています。
飼い犬が他人に危害を加える事故の防止や、犬が交通事故にあうなどの危険を防ぐため、道路や公園など公共の場所では必ずリードにつなぎましょう。
また、リードは飼い主がコントロールできる長さとし、散歩には犬をコントロールできる人がつれていきましょう。
※公共の場所で放し飼いをすることは禁止されています。
飼い主が気にならない鳴き声でも、ご近所が大迷惑している場合があります。
必要以上に犬が吠える時は何か原因があるものです。毎日散歩させるなどして、運動不足によるストレスを防いで、無駄吠えをさせないようにしましょう。
なかなか無駄吠えをやめない場合はこうべ動物共生センターで実施している相談窓口などをご利用ください。
こうべ動物共生センターの相談窓口(外部リンク)
自分では飼えない子犬が生まれてしまったとき、すぐに新しい飼い主が見つかるとは限りません。
繁殖を望まない場合は不妊手術を行なうようにしましょう。
手術をすることで、病気の予防になったり、性格が落ち着いたりする効果があります。
動物を飼うことは、その動物の一生に責任を持つことです。飼えなくなったからといって遺棄(捨てること)し、死に至らしめたり危険にさらすことは犯罪です。
犬などの愛護動物をみだりに殺傷したり、みだりに給餌・給水をやめることにより衰弱させる等の虐待行為も犯罪であり、禁止されています。
飼い主は直ちに住所地を管轄する衛生監視事務所に届け出てください。
相手を咬んでしまった場合は、予防注射の有無に関わらず、動物病院で狂犬病鑑定を受けてください。
リードにつないでいても事故が発生しています。十分に注意しましょう。
犬猫のしつけ方・ペットの健康相談などについて、こうべ動物共生センターにてご相談に応じています。お気軽にご相談ください。
こうべ動物共生センターの相談窓口(外部リンク)
犬の健康と安全の確保という観点から、屋内飼いは有効な飼い方です。ただし、屋内飼いにする際には以下のことに気を付けてください。
犬は夏場などの高温が苦手です。西日が強く当たるような環境や夏場に留守にするような場合、エアコンをかけるなど、適度な室温、湿度を保つ必要があります。その際、エアコンの風が直接犬に当たらないよう注意しましょう。
また、いつでも自由に新鮮な水が飲めるようにしておく必要があります。
犬は、いろいろなものを口にしたり、観葉植物や電気製品をかじったり、物を動かして高いところにあるものを落としたりと、思わぬ行動により事故をおこす可能性があります。普段からのしつけと同時に、事故を起こさないような室内環境に気を配る必要があります。
タバコの副流煙は人だけでなく一緒に暮らす犬の健康にも悪影響を与える可能性があります。受動喫煙の害に気を付けてください。
消臭剤、殺虫剤などの化学薬品にも注意して、犬の近くで使用することは控えましょう。
また、スプレーなどをまくと下方に溜まりますので、換気をよくするようにしましょう。犬は壁紙の接着剤などの化学物質に対しても敏感で、嗅覚の鋭い犬には想像以上のストレスとなる可能性があります。
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