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採用後のステップ

最終更新日:2024年9月13日

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 消防学校(初任科教育)

消防吏員として採用されると、消防学校に6カ月間入校します。
消防学校では、消防業務に必要な基礎知識や技術を習得し、体力・気力の向上を図るための初任科研修を受けます。

主な研修科目

学科(基礎教育)

  • 法学基礎
  • 消防法規
  • 組織制度
  • 倫理・服務

学科(実務教育)

  • 消防活動知識
  • 防災
  • 消防機械・ポンプ
  • 予防
  • 査察
  • 危険物
  • 消防設備

実科訓練

  • 訓練礼式
  • 消防活動訓練
  • 機器取扱訓練
  • 救助訓練
  • 体育

消防学校での1日の流れ

7時00分 起床点呼、自主活動(トレーニング、清掃)
8時00分 朝食
8時45分 始業点呼
9時20分 午前始業
12時10分 昼食
13時10分 午後始業
17時05分 終業点呼
18時00分 夕食、自主活動(トレーニング、自習、入浴)
22時15分 消灯点呼
23時00分 消灯

訓練風景

訓練礼式
訓練礼式

消防活動訓練
消防活動訓練

体力錬成
体力錬成
 
鍛錬健足
鍛錬健足
 
県市合同親善訓練
県市合同親善訓練
 
水防訓練
水防訓練
 
実火災体験型訓練
実火災体験型訓練
 
震災活動訓練
震災活動訓練
 
水難救助訓練
水難救助訓練
 
救助訓練
救助訓練
 
課外トレーニング
課外トレーニング
 
卒業
卒業
 

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 キャリアプラン

消防学校での初任科教育研修を修了したあとは、原則、消防署のポンプ隊に配属されます。
その後、全員が消防学校の救急課程を受講し、救急隊員として乗務するために必要な知識や技術を学びます。
救急課程を修了したあとは、適性や希望に応じて各種業務に配属されます。

人材の育成

神戸市消防局では、業務に必要な資格の内部養成を行っています。
また、消防学校ではさまざまな専科研修を実施しており、初任科教育を修了して各所属に配属されたあとも、定期的に研修を受けてスキルアップを図ることができます。
神戸市単独で消防学校を設置しているため、受講できる職員数が多く、また地域事情に合わせた教育を実施することができるのが神戸市消防学校の特長です。

内部養成している資格(一例)

  • 自動車運転免許(中型、大型)
  • 救急救命士
  • 潜水士
  • 危険物取扱者
  • 毒劇物取扱者
  • 予防技術資格者
  • 海技士6級(航海)
  • 海技士4級(機関)
  • 1級小型船舶操縦士

消防学校で実施している専科研修(一例)

  • 救急課程 ー 救急隊員資格を取得し、神戸市の救急業務について必要な知識や技術を習得する研修
  • 機械課程 ー 消防自動車や消防機器の性能、操作技術を習得する研修
  • はしご自動車課程 ー はしご車の構造や性能を熟知し、操作技術や活動技術を習得する研修
  • 火災調査課程 ー 火災調査に必要な専門的、科学的知識や技術を習得する研修
  • 救助課程 ー 救助隊員資格を取得し、救助に必要な知識や技術を習得する研修
  • 特別高度救助課程 ー 特別高度救助隊員に必要とされる高度な知識や技術を習得する研修
  • 特殊災害課程 ー 特殊災害における基礎知識や技術を習得し、災害に応じた消防活動要領を実践する研修
  • 警防指揮課程 ー 部隊指揮に必要な知識や部隊活動戦術を習得する研修
  • 査察実務課程 ー 査察行政について理解するとともに、査察業務に必要な知識を習得する研修
  • 昇任課程 ー 各階級に昇任した際(昇任する際)に受講する研修

キャリアプランの例

例1:はしご車機関員

はしご車機関員
消防学校卒業➡消防署配置・ポンプ隊隊員➡【消防学校研修】救急課程➡【内部養成】大型自動車運転免許取得➡【内部資格】機械技能認定➡ポンプ車機関員➡【消防学校研修】はしご自動車課程➡はしご車機関員

例2:救急救命士

救急救命士
消防学校卒業➡消防署配置・ポンプ隊隊員➡【消防学校研修】救急課程➡救急隊員➡【内部試験】救急救命士養成課程選考試験➡【外部研修】救急救命士養成課程➡【国家試験】救急救命士➡救急救命士

例3:特別高度救助隊(スーパーイーグルこうべ)

特別高度救助隊
消防学校卒業➡消防署配置・ポンプ隊隊員➡【消防学校研修】救急課程➡【消防学校研修】救助課程➡特別救助隊隊員➡【消防学校研修】特別高度救助課程➡特別高度救助隊(スーパーイーグルこうべ)

例4:予防技術資格者

予防技術資格者
消防学校卒業➡消防署配置・ポンプ隊隊員➡【消防学校研修】救急課程➡消防署査察係➡【消防学校研修】査察実務課程➡消防局予防部➡【外部試験】予防技術検定➡【資格】予防技術資格者

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 階級制度・昇任

神戸市消防局には8つの階級があり、採用されるとまず消防士に任命されます。その後は、経験年数や勤務成績によって消防士長に昇任します。
消防司令補に昇任するには昇任試験を受験し、合格する必要があります。
以降は階級に応じて必要とされる職務遂行能力などを客観的に判定し任命されます。
 
階級 役職 災害対応部隊での役割 階級証
消防士 担当 隊員 消防士
消防士長 消防士長
消防司令補 小隊長 消防司令補
消防司令 係長級 中隊長 消防司令
消防司令長 課長級 指揮隊長 消防司令長
消防監 部長級 大隊長 消防監
消防正監 消防正監
消防司監 局長級 消防司監

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お問い合わせ先

消防局総務部職員課