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最終更新日:2024年5月10日
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航空機動隊は隊長1名、操縦士7名、整備士8名、航空救助隊員11名(神戸市隊員4名、兵庫県下派遣隊員7名)、事務職員3名の計30名によって構成されています。
災害出動時の基本編成は、操縦士2名、整備士1名、救助隊員3名で出動します。救急出動時には、操縦士2名、整備士1名、救助隊員1~2名、医師・看護師1~2名で出動します。
航空機動隊の操縦士は、航空法に定める事業用操縦士技能証明(回転翼航空機川崎式BK-117型)の資格を有しています。
現場活動では、ヘリコプターの機動性を最大限に活用する運航が求められます。特に消防防災ヘリコプターの活動では“ホバリング”と呼ばれる空中停止を行う機会が非常に多くなり、継続的な集中力と正確な操縦能力が要求されます。そのために、操縦士は日頃の訓練を通して技能の向上に努めています。
航空機動隊の整備士は、国土交通大臣が認めた一等航空整備士(回転翼航空機BK-117型)の資格を有しています。
精密機械で構成され、過酷な条件下での飛行を求められる消防防災ヘリコプターを常に良好な状態に維持します。災害出動時にはヘリコプターに搭乗し、安全飛行のため機器全般の管理を行います。また災害現場では、整備作業のみで無く、時にホイストを操作する救助活動や、バケットを用いた放水活動、救急搬送にも携わります。
航空救助隊員は、神戸市消防局の救助経験が豊富な隊員4名と、兵庫県下の各消防本部から派遣された隊員7名で構成されています。各消防本部からは、救急救命士の資格を有した隊員も派遣されています。
災害活動では、3名の隊員が搭乗し、1名が活動全体の指揮を執るほか、他の隊員は降下隊員として地上に降り立ち救助活動を行います。また、救助活動以外にも、ヘリコプターを使った消火活動や救急活動にも携わります。