【公共工事】建設リサイクル通知

• 通知の対象
• 通知義務者
• 提出期限
• 提出書類
• 提出方法
• 工事完了後の手続き
• 問合せ先

通知の対象工事

下記の「工事の種類」、「工事規模の基準」に該当し、かつ、コンクリート、アスファルト、建設木材のいずれか（特定建設資材）を使用または廃棄する工事の発注者は、事前に通知（民間工事は事前の届出）を行う必要があります。

	工事の種類	工事規模の基準
A	解体工事	工事部分の床面積の合計 80平方メートル以上
B	建築物の新築・増築	工事部分の床面積の合計 500平方メートル以上
C	建築物の修繕・模様替え等（リフォーム等） 建築設備の単独発注（新設・更新・維持修繕・撤去等）	請負代金の額 1億円（税込）以上
D	建築物以外の新築・維持修繕・解体等 （外構、土木工事、舗装、擁壁、排水、インフラ等）	請負代金の額 500万円（税込）以上

特定建設資材の具体例は、建設リサイクル法　質疑応答集（国土交通省　平成22年作成）の「Q15」をご確認ください。
※工事の種類が複数ある場合は、A～Dの工事の種類ごとに対象となるかを判断してください。
※同一業者との契約により、同一または隣接敷地で工事する場合は、工事規模の合計で算定してください。
※床面積とは、建築基準法施行令第2条第1項第3号の床面積をいいます。
（複数棟ある場合は、各棟の床面積の合計で算定）

通知義務者

国・県・市 等の発注機関（工事担当課等）
　
​​​※国、県、市以外の対象となる機関は、建設リサイクル法　Q&A（国土交通省　平成22年作成）の「Q67～Q69」をご確認ください。

提出期限

工事着手の前まで

※工事着手とは、一連の工事の端緒となる仮設、掘削、内装解体等を、工事現場の敷地内で始めた時点をいいます。（調査、測量、草刈、残置物撤去は含みません。）

提出書類

通知書

申請フォームにて作成してください

添付書類

• 位置図・配置図：対象敷地・工事対象部分が分かるもの
• 工程表：現場着手予定日を明記。工事内容が分かるもの
• 工事概要：工事概要が分かる図面・写真・資料等
• 再生資源利用［促進］計画書：

工事請負人が、国交省：建設副産物情報交換システムCOBRIS（コブリス）にて作成登録し、工事担当課へ提出したもの

COBRISの登録に時間を要する場合は、国交省Excel様式にて提出後、必ず登録してください。
建設リサイクル報告様式(計画書）（国交省）

提出方法

インターネットでの電子申請（FormBridge）をご利用ください。

1.申請フォームに必要事項を入力、提出書類を添付して送信
2.通知担当者（工事監督員）のメールアドレス宛にメール（自動送信）が届きます

以上1.2.にて通知は完了です。

申請フォームURLのご案内

神戸市の工事担当課の方

イントラネットの【環境局＞環境保全課＞建設リサイクル】のページに記載しています。
 

国・県などの公的機関の工事担当課の方

以下にメールをお願いします。メール返信にて申請フォームをご案内します。

【メール宛先など】
宛先：神戸市環境局環境保全課
メールアドレス：kensetsu_recycle＊office.city.kobe.lg.jp（＊は＠に置き換えて下さい）
件名：建設リサイクル通知／電子申請URL（送付依頼）
本文：工事担当者の所属・氏名・連絡先 を記載

修正依頼 または 連絡事項がある場合

通知（送信）後1週間以内に、通知担当者（工事監督員）宛にメールが届きます。修正等は、通知日～2週間以内にMyページ（kViewer）にてご対応ください。
 

神戸市発注の工事の完了後に必要な手続き

神戸市発注の工事は、工事完了後に以下の手続きが必要となります。

再生資源利用［促進］実施書の提出

神戸市工事担当課（監督員）は、工事完了後に以下の資料を提出してください。

対象となる工事（以下のいずれかに該当する場合）

• 建設リサイクル通知の対象工事
• 資源有効利用促進法に基づく計画作成の対象工事（チラシを参照）
• 2024年度中に完成し、かつ、「請負金額100万円以上」の全ての工事（※建設資材の利用量の大小や有無及び、建設副産物発生量・搬出量の大小や有無に関わらず請負金額100万円以上の全ての工事が対象です）

提出書類

再生資源利用［促進］実施書（工事請負人が作成し、工事担当課が内容を確認したもの）

※請負業者が建設副産物情報交換システム（COBRIS）上で作成した場合提出は不要です。
※請負業者がExcel様式にて作成した場合神戸市工事担当課（監督員）が環境局環境保全課へメールで提出してください。また提出前に必ずエラーチェックしてください。　
　エラーチェック・提出方法（PDF：2,182KB）

【メール宛先など】
宛先：神戸市環境局環境保全課
メールアドレス：kensetsu_recycle＊office.city.kobe.lg.jp（＊は＠に置き換えて下さい）
件名：【実施書の提出】通知受付番号_工事名
本文：工事担当者の所属・氏名・連絡先 を記載
 

リサイクル阻害要因説明書の提出

神戸市工事担当課（監督員）は、工事完了後に以下の資料を提出してください。

対象となる工事

特定建設資材廃棄物、建設汚泥、建設混合廃棄物、建設発生土について、
再生資源利用促進率が100％未満の項目が、下記に該当する工事
建設リサイクル阻害要因説明書　提出対象工事（PDF：1,507KB）

提出書類

1.リサイクル阻害要因説明書（工事請負人が作成し、工事担当課が内容を確認したもの）
　リサイクル阻害要因説明書　様式（Excel形式）（EXCEL：47KB）
2.再生資源利用［促進］実施書（工事請負人が作成し、工事担当課が内容を確認したもの）
　詳細は再生資源利用［促進］実施書の提出をご覧ください

＜メール宛先など＞
宛先：神戸市 環境局 環境保全課
メールアドレス：kensetsu_recycle＊office.city.kobe.lg.jp（＊は＠に置き換えて下さい）
件名：【阻害要因説明書】通知受付番号_工事名
本文：工事担当者の所属・氏名・連絡先 を記載

解体工事の完了後に必要な手続き

解体工事の完了後、工事請負人は廃棄物の搬出先や量、処理費用等を神戸市と発注者に報告（引渡完了報告）する必要があります。

【解体工事の完了後】廃棄物の引渡完了報告をご確認ください。

問合せ先

神戸市 環境局 環境保全課　建設リサイクル担当
所在地：〒651-0086　神戸市中央区磯上通7-1-5 　三宮プラザEAST2階（地図）
メールアドレス：kensetsu_recycle＊office.city.kobe.lg.jp（＊は＠に置き換えて下さい）