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最終更新日:2024年10月25日

ともしびプロジェクト

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市立学校園では、これまで教員や保護者・地域が震災体験から学んだ教訓を子供たちに伝えてきましたが、震災から約30年が経過し、これまで防災教育を受けてきた世代が伝える側になる転換期を迎えています。

2024年度は、震災から30年を迎える節目の年度として、全学校園で防災教育に重点的に取り組む「ともしびプロジェクト」を展開しています。

ともしびプロジェクトの「3つの視点」

これまでに学校園において、防災教育を通じて新たなる神戸の歴史を積み重ね続けている思いを「ともしび」に例え、
以下の3つの視点で活動に取り組みます。

「みつめる」

震災から得た教訓を学ぶ活動

「いかす」

人とのかかわりを大切にして、生命を守る活動

「つなぐ」
誰かのこころに寄り添う感性を高め、自ら主体となってつなぐ活動
ロゴマーク
各学校園や教育委員会が作成するプリントや資料に使用しています。
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教育長メッセージ・記者会見

2024年4月に、教育長が「ともしびプロジェクト」スタートを呼びかける動画を学校園に配信し、
2024年9月に記者会見を行い、
防災教育への思いや防災意識を高めるメッセージを伝えました。
記者会見(2024年9月10日)

主な取組例(2024年10月25日現在)

教育委員会事務局

震災30年 防災メッセージ募集

神戸の防災教育を受けてきた世代が、保護者や地域防災を担う人材となっていることに着目し、市立学校園に通う児童生徒の保護者から、子供たちへ伝えたい防災メッセージを募集し、今後の防災教育に活用していきます。

学習用端末を活用した防災啓発

小中学生のGIGA端末のロック画面に、「くらしの防災ガイド」や防災教育副読本「しあわせ はこぼう」と連携し、防災意識を啓発するメッセージを月替わりで表示しています。

防災教育副読本「しあわせ はこぼう」の改訂

神戸地方気象台等関係機関と連携し、これからの防災教育に適した内容に一部修正します。

学校園

全ての学校園で、地域や保護者、民間企業等と協働した防災学習や被災地との交流等を実施しており、
特に防災教育推進校では創意工夫し特色ある取組を行っています。

防災教育推進校(1園8校)

学校園名 概要
灘すずかけ幼稚園 親子で防災リュックづくり
成徳小学校 地域・行政と連携した防災学習
若宮小学校 広島県呉市の小学生とオンライン交流
井吹西小学校 福島県出身大学生を招いて児童との交流
鷹匠中学校 混声3部合唱曲「ともしび」の制作
駒ヶ林中学校 震災遺構めぐり等を通した語り部継承活動・復興祈念モニュメントの制作
太田中学校 防災ダンスムービーの制作
舞子中学校 避難所体験および運営
科学技術高校 土砂災害ミニ実験模型による防災啓発活動
いぶき明生支援学校 体験活動を通した防災学習
他の学校園での事例
学校園名 概要
つつじが丘小学校 地域・企業と協働した総合防災訓練
桜の宮中学校 防災・減災をテーマにしたイマーシブシアター(観客参加型演劇)制作

 

お問い合わせ先

教育委員会事務局学校教育部学校教育課