神戸駅前広場・周辺道路のデザイン

最終更新日:2024年10月9日

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整備概要

神戸の名を冠するにふさわしい高質で風格のある駅前空間の実現に向けて、基本計画に基づく再整備計画について検討を進めています。

  • 地下駐輪場の整備、ロータリー再編によって創出された空間を、人のための空間として再整備します。
  • 市内初となる地下タワー式駐輪場の整備によって駐輪台数が大幅に増加し、利用者の利便性が向上します。
  • バスロータリーの移設や一般車ロータリー(身障者スペースを含む)の新設などにより、鉄道とバス、タクシー、一般車等の円滑な乗り換えを図ります。
  • 神戸駅周辺道路を人優先の道に再編することで駅前広場と周辺の街をつなぐ歩行者動線が改善され、ウォーカブルな道路空間の構築を図ります。

神戸駅周辺の再整備計画図

広場空間の整備

バスロータリーやタクシーロータリーの再編及び地下駐輪場の整備により創出された空間を、人のための広場として再整備します。
地下街の吹抜空間を覆う大屋根には木材を使用することで、落ち着きがあり、温かみのある空間を創出するとともに、地域のシンボルである「湊川神社」や1930年に開業した歴史ある「JR神戸駅舎(三代目)」と調和の取れたデザインとし、神戸の名を冠するにふさわしい高質で風格のある広場景観を構築します。

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【鳥瞰パース】

駅中央口からの眺望

駅中央口からの眺望

大屋根軒下から湊川神社方面の眺望

大屋根軒下から湊川神社方面の眺望

大屋根の内部空間

大屋根の内部空間

湊川神社方面からの眺望

湊川神社方面からの眺望

駐輪場の整備

現在、広場空間の多くを占めている駐輪場を広場の地下に集約し、市内初の地下タワー式駐輪場を整備することにより、広場空間の有効活用を図るともに、駐輪場不足の解消や利用者の利便性向上を図ります。地下タワー式駐輪場は自転車のみが利用できます。原付及び125cc以下の自動二輪車についてはタクシーロータリーの地下部分に新たに整備する地下平面式駐輪場が利用できます。

  • 地下タワー式駐輪場の整備(5基、約1,100台の自転車を収容)
  • 地下平面式駐輪場の整備(約260台の自転車、原付及び125cc以下の自動二輪車を収容)

地下タワー式駐輪場の整備イメージ
【地下タワー式駐輪場の整備イメージ】

周辺道路の整備

駅周辺の道路についても道路空間再編や再整備を行うことで、駅前広場再整備の効果を周辺地域へと波及させるとともに、駅前広場周辺の回遊性の向上を図ります。

D51前道路の歩行者専用道路化
D51前道路(仮称)の歩行者専用道路化イメージ
 

スケジュール

2023年12月 神戸駅前地下駐輪場整備事業への着手
2026年春 地下タワー式駐輪場の供用開始(予定)市内初
2026年度~ 駅前広場の再編・リニューアル
2027年度~ 大屋根のリニューアル
2030年度 全面リニューアル完了(現神戸駅舎開業100年)

お問い合わせ先

建設局駅前魅力創造課