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六甲山森林整備戦略

最終更新日:2024年11月5日

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六甲山では植林が始められてから約120年が経過しました。
かつてははげ山であった六甲山も、今では木々が生い茂り、一見豊かな山になっているように見えます。しかし、短期間に一斉に植林されたため、樹種や樹齢が似通ったものに偏っており、世代交代ができていないところがたいへん多くあります。
また、十分な手入れができずに荒廃が進むところも見られ、土砂災害の発生、景観の悪化、病害虫の発生などが懸念されています。
神戸市では、六甲山を美しく健全な状態で次世代にも引き継いでいくための森林整備を実施すべく、2012年に「六甲山森林整備戦略」を策定しました。

再度山植林の歴史

再度山植林の歴史

六甲山森林整備戦略の概要

目的

「都市山」六甲山と人の暮らしとの新たな関わりづくり
-六甲山の「恵み」を「育てる」・「活かす」・「楽しむ」仕組みづくり-

  • 市民の暮らしと六甲山の新しい関係を再構築する森林整備の方向性の確立

  • 森林の持続可能な管理システムをつくりだすための先導的森林整備ゾーン(=戦略的ゾーン)の設定

  • 六甲山の新しい価値を創造する技術開発や仕組みづくり

目標年次

2012年度策定時点で、これからの100年を見据えたうえで、2015年までを準備期間、2025年までを短期計画、2050年までを長期計画としています。

内容

「六甲山森林整備戦略」は、歴史や自然条件、社会的条件など六甲山の現状を把握したうえで、森林の有する多面的な機能が十分に発揮できるよう、目的に応じた適正な森林管理を進めていくものです。あわせて、持続的な森林整備を推進するための組織体制や費用負担のあり方、人材育成などの仕組みづくりについても推進していきます。

六甲山の将来像

戦略策定の経緯

戦略の策定にあたり、上位計画である「第5次神戸市基本計画」や「神戸市緑の基本計画(グリーンコウベ21プラン)」、その他の部門別計画と連携をはかるとともに、学識経験者などで構成される「六甲山森林整備戦略検討会議」における議論や、戦略(案)に対する市民意見の募集(パブリックコメント)においていただいた意見を計画の中に反映させています。

六甲山森林整備戦略(パンフレット)

パンフレット(PDF:13,958KB)

六甲山森林整備戦略(本編)

お問い合わせ先

建設局防災課