ホーム > 産業 > 農漁業 > 食都神戸 > これまでの取り組み

これまでの取り組み

rogo

ここから本文です。

KOBE FOOD CULTURE FEST.(2023年)

「であう、ふれあう、あじわう、神戸の食と未来」をコンセプトに、神戸の食文化や食材を丸ごと味わえる『KOBE FOOD CULTURE FEST.』(コウベフードカルチャーフェス)を実施しました。
詳細はこちら
image

 

KOBE“にさんがろく”プロジェクト「ノーギョ?ギョギョ?ギョギョーラボラトリーズ」(2012年~2022年)

神戸市では、たくさんの農水産物が生産されており、このことに少しでも興味関心を持っていただくため、学生たちの社会や概念に捉われないアイデアと企業のノウハウを活用した新たな『ものづくり』、『ネットワークづくり』をすすめるのが「KOBE“にさんがろく”PROJECT」。
2019年度から、クリエイターの専門的な視点や技術指導の元、学校の垣根を越えて学生チームで構成された「ノーギョ・ギョギョ・ギョギョー ラボラトリーズ」として活動しました。

2022年度の活動

LAB1 私たちが守り育てる、神戸の海・山・田畑

sugorokuomotesugorokuura
まんぷくすごろく(PDF:11,875KB)
北区・西区の農村地域で米や原木しいたけなどの収穫体験、須磨でのワカメの株付け体験など、神戸の畑、海、都市部を横断しながらフィールドワークを実施。体験のなかで農家や漁師から農漁業に関する話を伺い、知り得た情報をすごろくゲームへ落としこむことを考案。表は子どもたち、裏は大人を対象とし、気軽に遊びながら神戸の農漁業に関する豆知識を得ることができる「まんぷくすごろく」を制作しました。

クリエイター:小泉 亜由美(一般社団法人KOBE FARMERS MARKET/理事)

LAB2 漁業と市民の接点を生み出す「黒鯛(チヌ)の知名度アップ」

LAB2
リーフレット(PDF:4,984KB)
活動の中で、イメージが良くない黒鯛の知名度をアップするには神戸の海についても発信する必要があると気づき、インスタグラムで黒鯛と神戸の海の「実は…」な情報を発信。活動をより広げるために、インスタグラムの投稿をまとめたリーフレットや、黒鯛について活動することを「黒鯛る(チヌる)」と定義しデザインしたステッカーを制作しました。

クリエイター:近藤 聡(明後日デザイン制作所/グラフィックデザイナー)

LAB3 神戸で漁れるしらすを知ってもらうために

LAB3
パンフレット(PDF:5,474KB)
神戸で漁れるしらすの認知度向上に向け、どういった方法が効果的かアイデアを広げながら活動。その過程で出会った、神戸唯一の醤油蔵「池本醤油」がつくるしらす丼専用醤油のパッケージデザインと、神戸のしらすをPRするためのパンフレット制作に取り組みました。
2023年3月15日に池本醤油の池本氏と発売に関する記者会見を行い、神戸新聞(2023年3月21日23面)にて取り組みが記載されました。

クリエイター:藤原 幸司(4S DESIGN/グラフィックデザイナー)

LAB4 食材も出会いも混ぜ合わせ!こどもたちがつくるミックスジュースで街とつながる!

LAB4
神戸市内で生まれる規格外の食材をきっかけに、大人や子どもたちがつながっていくプラットフォームをつくることを目的に活動。西区にある農園でのフィールドワークを通して、ミックスジュースのレシピを開発。このミックスジュースをきっかけに、こどもたちの学びの場として地域の人たちと交わるイベント型のジューススタンドを企画。イベントに関するPOPやロゴ制作、インスタグラムを利用した情報発信などを行いました。

クリエイター:濱部 玲美(株式会社KUUMA/クリエイティブ ディレクター)

LAB5 神戸の飲食店店主による、自宅で楽しむ神戸産食材のレシピ本

LAB5
神戸食材のレシピ本(PDF:8,058KB)
「旬の野菜を都市でも楽しめる」という農と距離が近い神戸ならではの魅力を活かし、「神戸で暮らす一人ひとりが旬の食材を自宅でも楽しめる」神戸食材のレシピ本を制作。ターゲットやコンセプト、構成のアイデアを出すことから始まり、食材の選定、農家や神戸産食材を扱う飲食店のリサーチ・インタビュー、デザインなど、制作に関する活動を役割分担しながら取り組みました。

クリエイター:山下 和希(株式会社神戸デザインセンター/フォトグラファー・プロジェクトマネージャー)

LAB6 瀬戸内の食文化を解き明かし瀬戸内料理を開発するプロジェクト

LAB6
おいしい瀬戸内(PDF:7,299KB)
瀬戸内エリアの歴史や風土から、食文化や共通点をリサーチするため、和歌山、岡山、広島などへフィールドワークを実施リサーチを通して見えてきた「出汁」と「柑橘」という瀬戸内の共通点と、各地で課題を抱える食材を組み合わせた「瀬戸内鍋」、「瀬戸内寿司」を神戸の料理人とともに開発。さらに瀬戸内で出会った郷土料理をまとめた「瀬戸内郷土料理マップ」と併せ、手に取った人が瀬戸内の食文化に対して興味をもつきっかけとなるジン(冊子)を制作しました。

クリエイター:岩本 順平(Creative unit DOR/写真家・プロデューサー)

2021年度の活動

チームA ローカル素材のCRAFT納豆が伝えられること

teamA
神戸産の大豆や稲藁、野草を使い納豆をつくり、六甲山の間伐材から生まれた経木で包むCRAFT納豆づくりを実施。畑で大豆を収穫するところから、どうやって納豆になるのか、どんな方法で届けるのか、農業指導を受けながら、学生主体で考え活動を行いました。
CRAFT納豆づくりを通じてローカルエコノミーを伝えたいということから、学生の知人を対象としたワークショップと新聞づくりを実施しました。

クリエイター:小泉 亜由美(一般社団法人KOBE FARMERS MARKET/理事)

チームB 神戸の魚を地元で知ってもらうために

teamB
イベントへの参加や漁師への調査を通して、「黒鯛」は悪いイメージがあるが、実際に食べてみると美味しいことを発見。その経験をもとに、漁師からの話も踏まえて『神戸の黒鯛のブランディング』を提案。ブランディングに際しネーミング、デザイン、どのような媒体を使うのかまで提案を行いました。

クリエイター:近藤 聡(明後日デザイン制作所/グラフィックデザイナー)

チームC 都市で農を考え、農に取り組む

teamC
どうすれば日常的に「農」にふれることができる場所を作れるのか、その場所を通してどのようにコミュニティを作り出していくのかを考え活動した。その中で都市住民が農を身近に考える方法として『清山荘内で使用するコンポスターのデザインとそれを運用するためのアイデア』を考え提案。そもそもコンポスターが知られていないとのことから、認知度を上げるために学生主体でイベントを実施しました。

クリエイター:髙橋 渓(COL.architects/建築家)

チームD 神戸の農業や漁業に関する活動を横断する雑誌づくり

teamD
ギョギョっと神戸(PDF:23,843KB)
神戸の農業・漁業にまつわる取り組みや食文化の魅力を横断的にまとめ、発信する雑誌を作成。実際に神戸で活動しているCSA、スローフード、神戸農村スタートアップなどへの取材を行い学生ならではの視点で、10代や20代の若い人々にも魅力が伝わる雑誌づくりを行いました。

クリエイター:藤原 幸司(4S DESIGN/グラフィックデザイナー)

Delice Network(デリスネットワーク)(2018年~2023年)

各都市の食文化振興と経済活性化を目指した、世界の「食の都」による都市間ネットワーク。神戸市は2018年から2023年まで加入し、加盟都市間のネットワークにより、リヨンストリートフードフェスティバルへの参加や食都神戸DAYへの招待など、神戸の食文化の発信、神戸との交流人口・関係人口の拡大を行いました。
Delice Network HP

北野エディブルヤード(2021年~2023年)

旧北野工房のまちに隣接している土地を活用したエディブルパーク。利用者みんなで農作業を農家から学び、ともに果樹や野菜・ハーブ等を育て、地域の人々が収穫を楽しめるような場所を目指して設置しました。
kitano