神戸市と明石市は、あたらしい連携・協力の体制を築きます！～生物多様性を守り、育てるための協定の締結～

神戸市と明石市は、持続的に生物多様性を守り、育てることで、豊かな自然を将来の世代に引き継いでいくため、連携・協力に関する協定を締結しました。

この協定締結を契機として、神戸市と明石市は、両市のそれぞれの取り組みを共有するとともに、市民団体や専門家の交流、また市民がお互いの市の自然環境に触れる自然観察会等を実施し、生物多様性の保全・育成につながる効果的な取組みを進めていきます。

1.連携・協力に関する協定の締結

名称：神戸市と明石市の生物多様性を守り育てるための連携・協力に関する協定
締結日：2023年9月1日（金曜）

2.連携・協力事項

（1）里地・里山・里海、河川等の保全・活用に関する事項
・保全と利活用のための情報共有・協議
・保全に係る人材の育成・支援

（2）里地・里山・里海、河川等における在来種の保全に関する事項
・イシガメ・デンジソウ等の在来動植物の保全方法検討と実施

（3）在来の生態系に悪影響を与える外来種への対策に関する事項
・アカミミガメ：「明石・神戸アカミミガメ対策協議会」による継続的な対策実施
・クビアカツヤカミキリ：市民参加型生物調査と分布情報や対策状況の共有
・ナガエツルノゲイトウ、オオキンケイギク等の防除

（4）生物多様性に係る環境教育及び人材育成に関する事項
・自然観察会などの普及啓発イベント
・市民対象の外来種防除講習
・職員研修（生物多様性、外来生物防除等）

（5）生物多様性に関する調査研究に関する事項
・河川・里山等での合同生物調査

（6）地域の環境に適合したビオトープの整備に関する事項
・ビオトープの整備及びネットワーク化の検討
・ビオトープを活用した希少種の保全

（7）その他、本協定の目的の達成に向けて連携・協力が必要と認められる事項

3.添付資料

神戸市と明石市の生物多様性を守り育てるための連携・協力に関する協定の締結（会見資料）（PDF：6,098KB）
神戸市と明石市の生物多様性を守り育てるための連携・協力に関する協定（PDF：132KB）