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生活保護費の不正受給について

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記者資料提供(2024年5月31日)
兵庫区保健福祉部生活支援課(兵庫福祉事所) 福祉局くらし支援課 

生活保護費の不正受給について

 生活保護費を不正に受給していたことが判明したため、兵庫福祉事務所長が告訴をした生活保護受給者が、5月30日に逮捕されたと警察発表がありましたのでお知らせします。

◆内容◆
 2015年5月から生活保護を受給していた男性(74歳)が、2019年4月から就労による収入を得ていたにもかかわらず、兵庫福祉事務所に収入の申告をせず、2021年8月までに約208万円の生活保護費を不正に受給していたことが判明しました。この行為は詐欺罪に該当するものであるため、兵庫福祉事務所長は兵庫県兵庫警察署長に2022年2月25日に告訴状を提出しました。

 

◆生活保護の取扱い◆
 不正に受給した生活保護費について、返還を求めています。
なお、この男性は2021年10月1日付で保護廃止となっています。


◆今後の対策◆
 生活保護受給世帯には、収入申告の義務や不正受給に対する罰則等の周知、ケースワーカーの家庭訪問による生活実態把握、収入申告額と課税資料との突合調査等により、不正受給の防止及び早期発見に努めます。
 また、警察署等関係機関と引き続き緊密な連携を行うことにより生活保護の適正な実施に努めます。
※なお、5月31日付で兵庫県警が本件にかかる広報資料を発表しています。