伝建制度創設50周年記念事業「伝建デジタルdeスタンプラリー」

イベントの概要

伝統的建造物群保存地区（伝建地区）は、1975年の文化財保護法の改正で生まれた文化財の新しい類型です。これによって、城下町・宿場町・門前町など、全国各地に残る歴史的な集落や町並の保存が図られるようになり、神戸市では、中央区北野町・山本通が国の選定を受けています。

2025年は、伝建制度が創設されて50年の節目となります。全国伝統的建造物群保存地区協議会では、制度創設50周年を記念し、全国の歴史的な集落や町並を巡り、素晴らしい景観と共に、食文化や生活文化の体験など、新たな魅力に触れる試みとしてデジタルスタンプラリーを開始しました。

1.実施概要

実施期間中にスマートフォンを片手に全国127カ所の伝建地区を廻り、地区内に入り、GPS機能を使用するとデジタルスタンプを獲得することができます。5個以上スタンプを獲得したら、全国各地の名産品が当たる抽選に応募できます。

2.実施期間

2024年8月7日（水曜日）から2026年1月25日（日曜日）まで

3.参加方法

以下の手順でご参加ください。

(1)参加用二次元コードの読み込み、又は以下のURLを直接ブラウザに入力して参加登録。

https://denken.smpcp.jp/rally/

(2)スタンプラリーのポイント（全国127カ所の伝建地区）でチェックインボタンをタップ。

(3)スタンプ（A賞5,000円分相当は10個、B賞3,000円分相当は5個）をためて抽選に応募。

(4)賞品の発送は、2026年3月頃を予定しています。

4.主催

全国伝統的建造物群保存地区協議会

5.後援

文化庁

6.神戸市の伝建地区

神戸市北野町山本通伝統的建造物群保存地区
重要伝統的建造物群保存地区選定年月日　1980年4月10日https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkashisetsu/foreigner/sub5/index.html
https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkashisetsu/foreigner/sub1.html

(参考)全国伝統的建造物群保存地区協議会について

• 全国伝統的建造物群保存地区協議会は、伝統的建造物群保存地区を持つ市町村が集まり、1979年に発足。
• 協議会では、保存地区の歴史的町並を保存するためのさまざまな情報を収集・蓄積し、これらを会員相互で共有するとともに全国に発信するため、歴史的町並の保存に関わる講演会の開催や写真パネル展、協議会のインターネットホームページの開設などを行っている。
• 2024年7月現在、105市町村が加入しており、協議会のネットワークを最大限に活かし、日本の貴重な文化遺産である歴史的町並の保存と活用、地域文化と住民の生活文化の向上に資するため、全国各地で積極的な取り組みが進められている。

全国伝統的建造物群保存地区協議会公式ホームページ
https://www.denken.gr.jp/index.html