記者資料提供(2022年10月4日)
神戸市が実施するイノベーション創出プログラム「プロジェクト・エングローブ」に参加した市内企業の事業構想をもとに、コーヒーに特化した循環事業「Coffee_way」が開始しますので、以下のとおり公表いたします。
1.事業者
株式会社アルタレーナ
(プロジェクト・エングローブ 第一期生)
2.プロジェクト名
Coffee2050問題解決プロジェクト「Coffee_way」
3.「Coffee_way」とは
地球規模の気候変動によって、2050年にはコーヒー生産量が現在の半分以下になると予測されています。(英国王立植物園「Kew Gardens」のシニアリサーチャーである Aaron Davis 博士による調査発表より)
「Coffee_way」では、消費者と生産者の関係性を変え、持続可能な状態でコーヒーを楽しめる世界を作るため、①CO2の削減、②生産者への還元、③貢献者への還元の3点に取り組みます。
ブロックチェーン技術を用いて経済体験価値を記録するプラットホーム「Value_way」の中で、コーヒーに特化し、サステナブルかつ透明性が担保された経済圏の創出に挑戦します。
【「Coffee_way」WEBサイト】https://valueway.studio.site/
本事業構想を創出した「プロジェクト・エングローブ」参加メンバーを中心に、具体的な取り組みを進めていくプロジェクト型コミュニティが立ち上がりました。
現在は以下の2つのプロジェクトが進行しています。
①コーヒーをドリップした後に出るコーヒーのカスを活用して、お菓子を作ることにチャレンジするプロジェクト。コーヒーを余すことなく楽しむ価値観を生み出すことを目指します。
②コーヒーは、赤道を基準にした北緯・南緯のそれぞれ25度までの限定した場所でしか栽培できません。このエリア(コーヒーベルト)で栽培されたコーヒーについての情報を集約し、知見を深めるプロジェクトです。
進行は、プロジェクトメンバーが中心となって行っておりますが、Coffee2050問題に興味をお持ちの方の参加を、WEBサイトで募集しています。
また、本プロジェクトのブロックチェーン活用にあたり、令和4年10月26日(水曜)~令和4年10月28日(金曜)幕張メッセで開催される第3回ブロックチェーンEXPO秋にて、パブリックブロックチェーンチェーンである「Cardano」ブースで「Coffee_way」のプロモーションを行う予定です。
5.イノベーション創出プログラム「プロジェクト・エングローブ」の概要
「プロジェクト・エングローブ」は、神戸市内の中小企業が中心となって、ESGを意識しながら持続可能なビジネス創出にチャレンジする神戸市主催のイノベーション創出プログラムです。
市内企業と多様な経験とスキルを持つクリエイティブ・パートナーとの共創を通じて、持続性のある事業創造に取り組みます。
令和3年度(第1期)、令和4年度(第2期)ともに5事業者が参加し、新たなビジネス創出に向けて取り組んでいるところです。
【プロジェクト・エングローブ 専用WEBサイト】
https://englobe-kobe.com