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市内麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起

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記者資料提供(2024年8月6日)
健康局保健所保健課
2024年8月5日(月)、神戸市保健所管内において、 麻しん(はしか)の患者が発生しました。本日、麻しん(はしか)の患者が感染可能期間に神戸市内の施設を利用し、不特定多数の方に接触していることが判明しました。
感染を拡げないために、以下のとおり情報提供します。

1.麻しんとは

空気感染、飛沫感染等で感染し、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ 100 %発症すると言われています。
感染すると10~12 日間(最大 21 日間)後に、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。その後、一旦熱は下がるが、再び高熱が出て、顔・首・全身に発疹が現れ、4~5日続きます。症状は4~5日で回復します。
感染力のある期間は、発症の1日前から、解熱後の3日後までとされています。

2.市民の皆様へ

麻しんの潜伏期間は10~12 日(最大 21 日間)のため、 下記 3 (2) ①② の施設等を利用した方で 、
①7月 28 日に 利用 した 方 は、8月 18 日(日 )までに、
②7月 30 日に 利用 した 方 は、8月 20 日(火 )までに、
発熱・発疹など麻しんを疑う症状が現れた場合は、すみやかに、 かかりつけ医等医療機関に以下の点に注意して受診してください。
①事前に電話をして、麻しんの患者と接触した可能性があると伝える
②マスクの着用
③公共交通機関の利用は控える

3.経緯

(1)患者の概要
・性別:男性
・年齢:5~9歳
・症状:発熱、発疹、結膜充血、コプリック斑*、咳、肺炎
 *コプリック斑:頬粘膜にできる白色小斑点、麻しんに特徴的
・海外渡航歴:有
・ワクチン接種歴:なし
・発症日:7月 29 日
※患者及び患者家族等の個人情報については、プライバシー保護の観点から本人等が特定されることのないよう、格段のご配慮をお願いします。
(2)患者が利用し、不特定多数の方と接触した可能性のある施設
※公共交通機関及び施設への問い合わせはご遠慮ください。
①公共交通機関
【7月28 日 (日) 】
・10 時 18 分 筑紫が丘 5 丁目発、神戸駅前行の阪急バスに乗車
・15 時頃 高速神戸駅から元町駅まで阪神電車に乗車
・18 時 00 分 三宮センター街東口発、しあわせの村中央行の神戸市営バスに乗車
②施設
【 7 月 2 8 日 (日) 】
・ 12 時~ 13 時頃 ハーバーランドのプロメナ神戸のフードコート
【 7 月 30 日 (火) 】
・ 18 時 30 分~ 19 時頃 餃子の王将西鈴蘭台店

4.参考

神戸市ホームページ「麻しん・風しんに注意!」をご確認ください。